この記事では、Logicool(ロジクール)のG512について知りたい方向けに、詳しい機能や仕様をご紹介します。
ゲーミングキーボード徹底比較では、該当機種の詳しい情報だけでなく、他機種との比較情報をまとめることで、「他と何が違うの?」そんな疑問を解消します。
ぜひ、PCゲームライフを充実させるキーボード選びにお役立てください!
まずはこんなことを知りたい!という方には、こちらの記事もおすすめです。
早く知りたい情報がある方は、ぜひ目次を活用してお探しの項目へお進みください。
Logicool(ロジクール)G512と人気機種の比較
Logicoolのゲーミングキーボードの中でも人気を誇る機種と仕様・機能を比較しました。
表は横にスクロールできます→
画像 | 価格(税込) | サイズ | 高さ (mm) | 幅 (mm) | 長さ (mm) | 重量(g) | 接続 方法 | インターフェイス | 電池寿命 | 対応デバイス | キースイッチ | 軸の種類 | アクチュエーションポイント(mm) | 押下圧(g) | キーストローク(mm) | キー数 | キーレイアウト | キー刻印 | Nキーロールオーバー | アンチゴースト | マクロ機能 | ゲームモード | Fキー・Gキー | 専用メディアコントロール | オンボードファイル | 角度調整 | バックライト | カラー展開 | 付属商品(説明書/保証書以外) | ゲーブル長(m) | メーカー保証 | 発売日 | |
G913 TKL | ¥30,360 | テンキーレス | 22 | 368 | 150 | 810 | 有線/ワイヤレス(無線) | USB・Bluetooth | 30時間(輝度100%の場合) | Windows、mac、Android、iOS | メカニカル | GLクリッキー ・タクタイル ・リニア | 1.5 | 50 | 2.7 | 91 | 日本語配列 | アルファベットのみ | Nキー | ◯ G HUBで割り当て | ◯ | F1~F12 | ◯ | 2個のライト ・ 3個のマクロ プロファイル | ◯3段階 | ◯ | カーボンブラック・ホワイト(タクタイルのみ) | LIGHTSPEED USBレシーバー 、USB延長ケーブル、Micro-USBケーブル | 1.8 | 2年間 | 2020/6/25 | ||
G913 | タクタイル・リニア¥25,680 クリッキー ¥26,800 | フルサイズ | 22 | 475 | 150 | 1,025 | 有線/ワイヤレス(無線) | USB・Bluetooth | 40時間(輝度100%) | Windows、mac、Android、iOS | メカニカル | GLクリッキー ・タクタイル ・リニア | 1.5 | 50 | 2.7 | 113 | 日本語配列 | アルファベットのみ | Nキー | ◯ G HUBで割り当て | ◯ | F1~F12 ・5個の専用Gキー | ◯ | 2個のライト ・3個のGキー マクロ プロファイル | ◯3段階 | ◯ | カーボンブラック | LIGHTSPEED USBレシーバー 、USB延長ケーブル、Micro-USBケーブル | 1.8 | 2年間 | 2019/8/29 | ||
G813 | タクタイル ¥15,800 リニア ¥15,980 クリッキー ¥16,200 | フルサイズ | 22 | 475 | 150 | 1,045 | 有線 | USB | – | Windows、mac | メカニカル | GLクリッキー ・タクタイル ・リニア | 1.5 | 45 | 3.0 | 113 | 日本語配列 | アルファベットのみ | Nキー | ◯ G HUBで割り当て | ◯ | F1~F12 ・5個の専用Gキー | ◯ | 2個のライト ・3個のGキー マクロ プロファイル | ◯3段階 | ◯ | カーボンブラック | – | 1.8 | 2年間 | 2019/8/29 | ||
PRO X | ¥18,480 | テンキーレス | 34 | 361 | 153 | 980 | 有線 | USB | – | Windows、mac | メカニカル | GX クリッキー 別売り:GXリニア・タクタイル | クリッキー・タクタイル 2.0 / リニア 1.9 | 50 | クリッキー・タクタイル:3.7/リニア 4.0 | 91 | 日本語配列 | アルファベットのみ | ◯ | ◯ G HUBで割り当て | ◯ | F1~F12 | なし(Fキーと兼用) | ライト プロファイル | ◯3段階 | ◯ | ブラック | スイッチ/キーキャップ プラー 、キーボードデータケーブル | 1.8 | 2年間 | 2019/11/14 | ||
PRO | ¥ 13,970 | テンキーレス | 34 | 361 | 153 | 980 | 有線 | USB | – | Windows、mac | メカニカル | GX クリッキー・リニア※タクタイルは、コラボモデルで販売 | 2.0 | 50 | 3.7 | 89 | 日本語配列 | アルファベットのみ | ◯ | ◯ G HUBで割り当て | ◯ | F1~F12 | なし(Fキーと兼用) | ライト プロファイル | ◯3段階 | KDA・リーグオブレディション | キーボード データ ケーブル | 1.8 | 2年間 | 2021/10/29 | |||
G613 | ¥ 16,610 | フルサイズ | 33 | 478 | 216 | 1,410 | 有線/ワイヤレス(無線) | USB・Bluetooth | 18ヶ月 | Windows、mac、Android、iOS | メカニカル | ROMER-Gタクタイル | 1.5 | 45 | 3.2 | 114 | 日本語配列 | アルファベットのみ | Nキー | ◯ | ◯ G HUBで割り当て | ◯ | F1~F12 ・6個の専用Gキー | ◯ | ◯2段階 | – | ブラック | LIGHTSPEED USBレシーバー、スマートフォン スタンド、USBエクステンダーケーブル、単三形乾電池x2 | 2年間 | 2017/9/21 | |||
G512 | クリッキー ・リニア ¥11,100 タクタイル ¥10,600 | フルサイズ | 35.5 | 445 | 132 | 1,130 | 有線 | USB | – | Windows | メカニカル | GXクリッキー ・タクタイル ・リニア | 1.9 | 50 | 4.0 | 108 | 日本語配列 | アルファベットのみ | 最大26対応キー対応 | ◯ | ◯ G HUBで割り当て | ◯ | F1~F12 | なし(Fキーと兼用) | ◯2段階 | ◯ | ブラック | – | 2年間 | 2018/5/24 | |||
G213r | ¥7,700 | フルサイズ | 33 | 452 | 218 | 1,000 | 有線 | USB | – | Windows | メンブレン (タクタイルMech-Dom) | 軸なし | 50 | 4.0 | 108 | 日本語配列 | アルファベットのみ | 最大26対応キー対応 | ◯ | ◯ G HUBで割り当て | ◯ | F1~F12 | ◯ | ◯2段階 | ◯ | ブラック | – | 2年間 |
表の中で分からない単語がある方、何をみたら良いか分からないという方は、ぜひこちらの記事を参考にどうぞ。目的に合わせて、自分にとって必須の機能をチェックしてみてください。
Logicool(ロジクール)G512の特徴
これまでのLogicoolのGシリーズ、Proシリーズと比較すると、G512シリーズの主な特徴は次のような点です。
・打鍵感の異なる3種類のGXメカニカルスイッチ
・シンプルかつ丈夫なアルミ合金構造
・ゲーム専用機能
512シリーズの特徴的なスペック①打鍵感の異なる3種類のGXメカニカルスイッチ
G512は、打鍵感の異なる3種類のキースイッチから、好みの軸を選べます。3種類とも特徴が異なり、自分に合ったものを選択することでパフォーマンスを最大限に発揮しましょう。3種類の特徴は以下の通りです。
GX Blue クリッキー(青軸) | 打鍵音が最も大きく、入力した感覚を指で感じたい人におすすめ。配信を行う際や、音に気をつけたい環境ではおすすめできません。 |
GX Brown タクタイル(茶軸) | 「青軸のタイピング音は大きすぎるけどクリック感は残したい」という方におすすめ。従来のLogicool製キーボードのスタンダード的なキーで、作動時に精確かつ瞬時のフィードバックを返してくれて、FPSゲーミングに理想的です。 |
GX Red リニア(赤軸) | 3つのキーの中で1番静かでクセがない打鍵音が特徴です。キーをタッチした感覚も軽く、MMOやアクションゲームに理想的です。 |
それぞれの軸には次のような仕様差分があります。
フィードバックタイプ | アクチュエーションポイント | キーストローク | 平均押下圧 | タクタイル圧 | |
GX Brown タクタイル (茶軸) | 確かなフィードバック | 1.9mm | 4.0mm | 50gf | 60gf |
GX Red リニア (赤軸) | なめらかでスムーズ | 1.9mm | 4.0mm | 50gf | なし |
GX Blue クリッキー (青軸) | 耳に心地よいクリック音 | 2.0mm | 4.0mm | 50gf | 60gf |
軸について分からないワードがある、もっと詳しく知りたいという方は、あわせてこちらの記事をご覧ください。
3つの軸ごとに音を聞き比べると、このような違いがあります。
GX 青軸
GX 茶軸
GX 赤軸
G512の特徴的なスペック②シンプルかつ丈夫なアルミ合金構造
G512は、超高強度かつ高耐久の5052アルミ合金を使って製造されており、打鍵耐久7000万回のテストをクリアしている丈夫なキーボードです。5052アルミ合金は、航空機にも使用されるほどの強度なので安心感があり、がっしりとした作りからはカッコよさを感じることができます。
ゲームに夢中になっていると次第にキーボードがずれていってしまうこともありますが、G512は堅牢なつくりになっているのでキーボードがずれてしまうこともありません。
G512の特徴的なスペック③ゲーム専用機能
PCゲームをしていると実際に使用するボタンは限られたものになりがちです。しかし、タイピングをしていると間違って別のキーを押してしまって画面が切り替わるハプニングがあることも。そんな悲劇を起こさないためには、FN+F8でゲームモードをオンにしてからプレイしましょう。
他にも、Logicool G HUBで設定すれば細かなキーの設定をすることができます。
G512のほかにも見逃せないスペック!
全Fキーを装備
メディアとライトを指先で制御することができ、FNキーを利用すれば、メディアの音量、再生/一時停止、消音のほか、ゲームモードやバックライトの切り替えなども行えます。
USBパススルーが便利
G512はUSBパススルーが搭載されていて、スマホの充電やヘッドホンなど様々な用途で使用することができます。PC側のUSPポートが埋まってしまっている場合にも使用できるので、利便性が高く重宝されます。
フローティングデザインで掃除がしやすい
フローティングデザイン(浮き型)になっているので、キーの間のホコリなどのゴミ掃除が非常に楽にできます。こまめに掃除することで衛生面やゲームのモチベーション維持にも繋がります。
キーの厚さが大きい
上記の画像を見てもわかる通り、G512を横から見るとキーが厚いことが分かります。これは、キーボードを押すときに力を入れてしまうようなプレイにも耐えられる構造です。この構造があるからこそ、打鍵耐久7000万回のテストにも合格しています。
Logicool(ロジクール)G512の価格・軸・商品展開
サイズはフルサイズ、軸は3種類から、カラーはブラックのみです。
商品名 | (税込) | 価格サイズ | 軸 | カラー |
G512 | ¥30,360 | ¥10,600 | GX Brown タクタイル(茶軸) | ブラック |
G512 | ¥30,360 | ¥11,100 | GX Red リニア(赤軸) | ブラック |
G512 | ¥30,360 | ¥11,100 | GX Blue クリッキー(青軸) | ブラック |
\仕様・機能別にGシリーズを比較しています /
Logicool(ロジクール)G913シリーズの商品実物紹介
それでは、ここからはG512 リニアの実物を使ってご説明します。
Logicool G512の実物紹介
開封前のG512はこのようなパッケージです。
そして、開封すると黒いボックスがあり、その中にキーボードが梱包されています。
キーボードの下には、次の付属品が同梱されています。
取扱説明書
保証書
保証規定
(ロゴシール)
そして、キーボード本体がこちらです。
高さ(厚み)35.5mm×横幅445mm×縦幅132mm、重さ1,130gのフルサイズキーボード。
キーストロークは4mmのフローティングデザイン(浮き型)です。
キーボードは日本語配列、刻印はアルファベットのみです。
専用のメディアコントロールキーはありません。
ケーブルは二又になっており、Type Aコネクタがあります。片方はUSBパススルーのためのもので、キーボード側の端子だけの接続でも問題なく使用できます。
裏面はこのようなデザインで、滑り止めが5ヶ所、角度調整のためのスタンドがついています。
キーボードをパソコンにつなぐとバックライトが光ります。LIGHTSYNC RGB(専用のソフトウェア)を使えば、光り方をカスタマイズすることも可能です。
部屋を暗くするとライトが一層映えます。
Logicool G512の打鍵音
G512 赤軸で「ゲーミングキーボード徹底比較」と打ち、最後にEnterキーをタイピングしました。
Logicool G512 赤軸(GX赤軸)
同じ条件で録音した、LogicoolのPRO X青軸と、G913茶軸のタイピング音も参考に聞き比べをしてみてください。
PRO X 青軸には、特有のカチャカチャとした打鍵音が感じられますが、G512 赤軸ではそれが抑えられていることがわかります。一方、GX赤軸とGL茶軸には、そこまで大きな差異を感じられませんでした。
Logicool PRO X 青軸(GX青軸)
Logicool G913 茶軸(GL茶軸)
GXとGLはLogicool社の異なるキースイッチです。詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
Logicool(ロジクール)G512 よくある質問
- G512のUSBポートは、USB3.0ですか?
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Logicool G512のUSBポートは2.0です。
USBポートとは?:USB端子を接続するためのプラグ差し込み口です。
USB3.0とは?:大きく異なるのは、「データの転送速度」です。規格値ではUSB2.0が480Mbps、USB3.0は5Gbps(5000Mbps)と定められています。「bps」は、1秒あたりに転送できるビット数の単位を指しており、理論上 3.0は2.0に比べて約10倍の速度でデータを転送できることになります。ただ、これはあくまでも理論値ですので、体幹としては2倍~3倍程度の転送速度と言われています。
- Logicool G512を操作している途中にWindowsキーが反応しなくなってしまいました。G表記の箇所が光っているのですがどうすれば良いですか?
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Gランプが点灯している場合、ゲームモードになっています。ゲームモードは、ゲームをプレイ中に誤操作を防ぐための機能です。FN+F8でON/OFFの切り替えができますので、OFFにしてみてください。
- G512のクリック音はうるさいですか?
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『クリッキー』『タクタイル』『リニア』の3種類の軸があります。タクタイルとリニアはそれほど気になりませんが、クリッキーは人によってうるさいと感じる可能性があります。
こちらのタイピング音を参考にしてみてください。
Logicool(ロジクール)G512 まとめ
G512の魅力についてご理解いただけたでしょうか?改めて魅力を3つピックアップするとこちらです。
・打鍵感の異なる3種類のGXメカニカルスイッチ
・シンプルかつ丈夫なアルミ合金構造
・ゲーム専用機能
1万円前後の価格帯で、メカニカルキーボードでスイッチを選んで使用してみたいという方におすすめの商品です。その他、Logicool社の商品と比較されたい方は、こちらの記事もぜひご覧ください。
本記事中で仕様している製品の画像は、一部公式サイトより引用しています。
Logicool G512 CARBON RGBメカニカル ゲーミング キーボード 引用元