この記事では、ゲーミングキーボードの主題とも言える「軸」について、軸とは何なのか、どのような機能の違いがあるのかをご紹介します。
「何が違うの?」「〇〇軸って何?」そんな疑問を解消します。
他にもこんなことを知りたい!という方には、こちらの記事もおすすめです。
早く知りたい情報がある方は、以下の目次から好きな項目へお進みください。
ゲーミングキーボードの「軸」とは?
メカニカルキーボードのキーキャップの下には、「+」の形をした色付きの「軸」と呼ばれる部品があります。
軸の違いは、キーを押下したときの感触や音、PCの反応速度などに現れます。
また、メーカーごとに独自のスイッチを作っているため、軸にはたくさんの種類が存在します。
機種によって、いくつかの軸から好きなものを選べたり、軸を付け替えたりすることができます。軸の特徴を理解して、自分好みの軸を選びましょう。
ゲーミングキーボードの軸の違い【初心者向け】
ざっくり全体感を把握する
代表的な軸は、青軸、赤軸、茶軸の3種類です。
青軸→茶軸→赤軸の順に、音が小さくなり、打鍵感がなくなるので、迷った時はこのような選び方もできます。
- キーボードならではの音と感触を楽しみたいなら「青」
- 音は抑えたいけど感触は楽しみたければ「茶」
- 音も感触も抑えてストレスなく長時間利用するなら「赤」
青・赤・茶が代表的ですが、さらにこだわった軸もあり、たくさんの種類が存在します。
静音性 | 軽さ | その他特徴 | |
青軸(クリッキー)・緑軸 | × | × | |
茶軸(タクタイル) | △ | △ | |
赤軸(リニア)・オレンジ軸 | ◯ | ◎ | |
銀軸・黄色軸 | ◯ | ◯ | 反応速度◎ |
黒軸 | ◯ | × | |
ピンク軸 | ◎ | ◯ | |
紫軸 | ◯ | ◯ | 反応速度◎ ※光接触 |
静音性ではなくしっかりとした音を求める方や、感触の軽さではなくしっかりとした打鍵感を求める方にとっては、上記の表の評価は逆転します。
打鍵音 | 重さ | その他特徴 | |
青軸(クリッキー)・緑軸 | ◎ | ◎ | |
茶軸(タクタイル) | ◯ | ◯ | |
赤軸(リニア)・オレンジ軸 | △ | × | |
銀軸・黄色軸 | △ | △ | 反応速度◎ |
黒軸 | △ | ◎ | |
ピンク軸 | × | △ | |
紫軸 | △ | △ | 反応速度◎ ※光接触 |
それでは、1つずつ詳しくみていきましょう。
青軸(クリッキー)
はっきりとしたクリック音が特徴で、キーをたたいた際の打鍵感を大切にしたい方におすすめです。
おすすめの機種は、Logicool PRO Xです。
ゲームのプロ向けに作られた専用キーボードで、ゲーミングキーボードならではの爽快感のある打鍵感を楽しむことができます。
茶軸(タクタイル)
青軸よりもタイピング音が抑えられたものですが、クリック感は残るため、「青軸のタイピング音は大きすぎるけどクリック感は残したい」という方におすすめです。
通常のキーボードに近いクリック感で使用できます。
おすすめの機種は、Logicool G913 TKLです。薄型のキーボードを探している方におすすめの高機能なキーボードです。
赤軸(リニア)
キーを押した感触がなく、音も静かなキースイッチで、負荷が少ないため長時間使用される方におすすめのキースイッチです。
おすすめの機種は、Logicool G512です。
1万円前後の価格帯で、ゲーミングを長時間する方に嬉しい赤軸、その他充実の機能が得られます。
その他の軸(銀軸、黒軸、ピンク軸、緑軸、オレンジ軸、黄色軸、紫軸)
他にも、さらにこだわった軸、各社が独自に展開する軸も存在しています。
1つのキーボードを購入したのち、もっとこだわりたい方におすすめの選択肢です。
銀軸 | ・アクチュエーションポイントが低く、キーの反応が早い。 ・アクション・シューティングなど素早い反応が必要なゲームを楽しむ人におすすめ。 ・慣れない方には誤入力のリスクあり。 |
黒軸 | ・青軸の押下圧を残しつつ、クリック音を排除。 ・「青軸のようなしっかりとした押し心地は欲しいけど、クリック音はなくしたい」という方におすすめ。 |
ピンク軸 | ・アクチュエーションポイント、ストローク、押下圧が総合的に低く抑えられている。 ・赤軸よりもさらに静音性を高めたものなので、静音性にこだわりたい方におすすめ。 |
軸は、各社が独自に展開していますが、Razer社では次のようなラインナップがあります。
緑軸 | ・青軸に近い |
オレンジ軸 | ・赤軸に近い |
黄色軸 | ・銀軸に近い |
紫軸 | ・金属の接点で反応するのではなく、光による作動なので故障しにくい。 ・アクチュエーションポイントも低く抑えられているため、瞬発力を要するゲームにおすすめ。 ・Razer社のオリジナルキースイッチ。 |
好みの『打鍵音』を探す
ここで、Logicool GLスイッチを参考にして、青・茶・赤軸の音の違いを聞き比べてみます。
青軸がもっともカチャカチャする音が強く、青→茶→赤と徐々に弱まっていくのが感じられるでしょうか。
GL クリッキー(青軸)
GL タクタイル(茶軸)
GL リニア(赤軸)
軸以外のチェックポイントも忘れずに
軸の違い以外には、次のような項目でキーボードの打鍵感を選ぶことができます。
同じ軸であっても、キーボードによって細かな仕様は異なるため、ぜひチェックしたいポイントです。
キーストローク | キーを最大まで押し込んだときの距離を示す数値です。 |
アクチュエーションポイント | キーを何mm押し込んだらスイッチが反応するかを示す数値です。 数字が小さいほど、反応が速い分、誤操作の可能性が高くなります。数字が大きいほど、しっかりと押す必要があります。ゲーミングキーボードとしては、小さい数値が好まれています。 |
押下圧 | キーを押し下げるのに必要な力を指します。数字が大きい程キーが重く、打鍵感に大きく影響します。 |
ゲーミングキーボードの軸の違い【もっと詳しく知りたい方向け】
軸は、メーカー毎に独自のスイッチを販売していたり、「青軸」と言ってもメーカーや機種によって詳しい仕様が違ったりするケースがあります。
同じメーカーであっても、「青軸」で複数の軸がある場合もあります。
そのため、詳しくは機種ごとに軸と、アクチュエーションポイントや押下圧をチェックし、店頭で打鍵感を確認するのが最も安心です。
「店頭にいくことが難しい!」という方に向けて、ここではもう少し詳しく、代表的な軸別の特徴をご紹介していきます。
青軸(クリッキー)
はっきりとしたクリック音が特徴のある青軸。青軸は別名では、クリッキーとも呼ばれます。
こんな方におすすめ!
キーをたたいた際の打鍵感、爽快感を大切にしたい方
こんな方は要注意!
配信を行う、複数名がいる環境で使用するなど、静かな打鍵音を求めている方
例えば、Logicoolでは、GLスイッチ・GXスイッチという2種類のキースイッチが紹介されています。
同じメーカーであっても、スイッチの種類によって同じ青軸でも仕様が異なるため、詳しく見ていきます。
Logicool(ロジクール)のGLクリッキー(青軸)
ポイント | フィードバックタイプ | アクチュエーションポイント | キーストローク | 平均押下圧 | タクタイル圧 | |
GLタクタイル | 確かなフィードバック。 作動時に精確かつ瞬時のフィードバックを返します。コンペやFPSゲーミングに理想的です。 | 確かなフィードバック | 1.5mm | 2.7mm | 50gf | 60gf |
GLリニア | スムーズで流れるようなキーストローク。 スムーズな動作は、ダブルタップと素早い連続キーストロークに優れ、MMOやアクションゲームに理想的です。 | スムーズ | 1.5mm | 2.7mm | 50gf | なし |
GLクリッキー | クリアなクリック音。 従来のゲーミングスイッチのようなオーディオとフィードバックを提供するGLクリッキーは、なじみのある「クリッキー」な感触を好むユーザーに理想的です。 | 耳に心地よいクリック音 | 1.5mm | 2.7mm | 50gf | 60gf |
GLスイッチのクリッキー(青軸)には次のような特徴があります。
GLクリッキー
クリアなクリック音。従来のゲーミングスイッチのようなオーディオとフィードバックを提供するGLクリッキーは、なじみのある「クリッキー」な感触を好むユーザーに理想的です。
GLスイッチを比較すると、次のような違いがありますが、クリッキー(青軸)一番の特徴はやはり「カチッ」という耳に心地よいクリック音です。
GL クリッキーが搭載されている端末には、Logicool G913があります。
Logicool(ロジクール)のGX青軸
もう一方のGXスイッチの青軸には、次のような特徴があります。
ポイント | フィードバックタイプ | アクチュエーションポイント | キーストローク | 平均押下圧 | タクタイル圧 | |
GX茶軸 | 静かでありながら確かなフィードバック。 作動時に最小のフィードバックを返して、確実性と精度を保証します。操作音は静かで、気が散ることがありません。コンペやFPSゲーミングに理想的です。 | 確かなフィードバック | 1.9mm | 4.0mm | 50gf | 60gf |
GX赤軸 | スムーズで流れるようなキーストローク。 ダブルタップ、高速キーストローク、連続の半押しなどとの相性が抜群です。MMOやアクションゲームに理想的です。 | なめらかでスムーズ | 1.9mm | 4.0mm | 50gf | なし |
GX青軸 | クリックの失敗のない、象徴的なメカニカルスイッチ。 従来のゲーミングスイッチと同様のフィードバックを提供します。「カチッ」という馴染みのある打鍵感を好むユーザーに最適です。 | 耳に心地よいクリック音 | 2.0mm | 4.0mm | 50gf | 60gf |
GX青軸
クリックの失敗のない、象徴的なメカニカルスイッチ。従来のゲーミングスイッチと同様のフィードバックを提供します。「カチッ」という馴染みのある打鍵感を好むユーザーに最適です。
GXスイッチを比較すると、次のような違いがありますが、一番の特徴はこちらも同じく「カチッ」という耳に心地よいクリック音です。
GX クリッキーが搭載されている端末には、Logicool PRO Xがあります。
どちらの軸も、同じように「カチッ」という耳の心地よいクリック音が共通点です。しかし、GLクリッキーとGX青軸を比べると次のような差分があります。同じメーカーの同じ青軸であっても、このように違いがあるため、重要な差分の場合には見比べるようにすると安心です。
こちらの差分でいうと、GXの方がキースイッチが薄く、浅いタッチで反応が得られることがわかります。GXスイッチの搭載されたG913は、薄型のキーボードであることが特徴のひとつとして挙げられます。
ポイント | フィードバックタイプ | アクチュエーションポイント | キーストローク | 平均押下圧 | タクタイル圧 | |
GLクリッキー | クリアなクリック音。 従来のゲーミングスイッチのようなオーディオとフィードバックを提供するGLクリッキーは、なじみのある「クリッキー」な感触を好むユーザーに理想的です。 | 耳に心地よいクリック音 | 1.5mm | 2.7mm | 50gf | 60gf |
GX青軸 | クリックの失敗のない、象徴的なメカニカルスイッチ。 従来のゲーミングスイッチと同様のフィードバックを提供します。「カチッ」という馴染みのある打鍵感を好むユーザーに最適です。 | 耳に心地よいクリック音 | 2.0mm | 4.0mm | 50gf | 60gf |
また、2つのキースイッチの音を比較すると、このような違いがあります。GXの方がより強い打鍵感を感じますね。
GLクリッキー(青軸)
GX青軸
茶軸(タクタイル)
上記青軸よりもタイピング音が抑えられたキースイッチです。通常のキーボードに近いクリック感が味わえます。
茶軸は別名では、タクタイルとも呼ばれます。
こんな方におすすめ!
「青軸のタイピング音は大きすぎるけどクリック感は残したい」という方
青軸と同様に、LogicoolのGLスイッチ・GXスイッチの差分を詳しく見ていきます。
Logicool(ロジクール)のGLタクタイル(茶軸)
GLスイッチのタクタイル(茶軸)には次のような特徴があります。
GLタクタイル
確かなフィードバック。作動時に精確かつ瞬時のフィードバックを返します。コンペやFPSゲーミングに理想的です。
GLスイッチを比較すると、次のような違いがありますが、特徴として確かなフィードバックと表現されています。
ポイント | フィードバックタイプ | アクチュエーションポイント | キーストローク | 平均押下圧 | タクタイル圧 | |
GLタクタイル | 確かなフィードバック。 作動時に精確かつ瞬時のフィードバックを返します。コンペやFPSゲーミングに理想的です。 | 確かなフィードバック | 1.5mm | 2.7mm | 50gf | 60gf |
GLリニア | スムーズで流れるようなキーストローク。 スムーズな動作は、ダブルタップと素早い連続キーストロークに優れ、MMOやアクションゲームに理想的です。 | スムーズ | 1.5mm | 2.7mm | 50gf | なし |
GLクリッキー | クリアなクリック音。 従来のゲーミングスイッチのようなオーディオとフィードバックを提供するGLクリッキーは、なじみのある「クリッキー」な感触を好むユーザーに理想的です。 | 耳に心地よいクリック音 | 1.5mm | 2.7mm | 50gf | 60gf |
GL タクタイルが搭載されている端末には、Logicool G913があります。
Logicool(ロジクール)のGX茶軸
もう一方のGXスイッチの茶軸には、次のような特徴があります。
GX茶軸
静かでありながら確かなフィードバック。作動時に最小のフィードバックを返して、確実性と精度を保証します。操作音は静かで、気が散ることがありません。コンペやFPSゲーミングに理想的です。
GXスイッチを比較すると、次のような違いがありますが、こちらも確かなフィードバックと表現されています。
ポイント | フィードバックタイプ | アクチュエーションポイント | キーストローク | 平均押下圧 | タクタイル圧 | |
GX茶軸 | 静かでありながら確かなフィードバック。 作動時に最小のフィードバックを返して、確実性と精度を保証します。操作音は静かで、気が散ることがありません。コンペやFPSゲーミングに理想的です。 | 確かなフィードバック | 1.9mm | 4.0mm | 50gf | 60gf |
GX赤軸 | スムーズで流れるようなキーストローク。 ダブルタップ、高速キーストローク、連続の半押しなどとの相性が抜群です。MMOやアクションゲームに理想的です。 | なめらかでスムーズ | 1.9mm | 4.0mm | 50gf | なし |
GX青軸 | クリックの失敗のない、象徴的なメカニカルスイッチ。 従来のゲーミングスイッチと同様のフィードバックを提供します。「カチッ」という馴染みのある打鍵感を好むユーザーに最適です。 | 耳に心地よいクリック音 | 2.0mm | 4.0mm | 50gf | 60gf |
GX クリッキーが搭載されている端末には、Logicool G512があります。
どちらの軸も、同じように「確かなフィードバック」という表現されていますが、GXの方では「静かでありながら」という表現がプラスされています。同じメーカーの同じ茶軸であっても、このように違いがあるため、重要な差分の場合には見比べるようにすると安心です。
その他の差分でいうと、GXの方がキースイッチが薄く、浅いタッチで反応が得られることがわかります。GXスイッチの搭載されたG913は、薄型のキーボードであることが特徴のひとつとして挙げられます。
ポイント | フィードバックタイプ | アクチュエーションポイント | キーストローク | 平均押下圧 | タクタイル圧 | |
GLタクタイル | 確かなフィードバック。 作動時に精確かつ瞬時のフィードバックを返します。コンペやFPSゲーミングに理想的です。 | 確かなフィードバック | 1.5mm | 2.7mm | 50gf | 60gf |
GX茶軸 | 静かでありながら確かなフィードバック。 作動時に最小のフィードバックを返して、確実性と精度を保証します。操作音は静かで、気が散ることがありません。コンペやFPSゲーミングに理想的です。 | 確かなフィードバック | 1.9mm | 4.0mm | 50gf | 60gf |
また、2つのキースイッチの音を比較すると、このような違いがあります。GXの方がしっかりとした打鍵感を感じますね。
GLタクタイル
GX茶軸
赤軸(リニア)
青軸より静かな茶軸よりも、さらに静かなキースイッチです。押下圧が低めでキーを押した感触がないため、しっかりと押す必要があるキースイッチよりも疲れにくいと言われています。
赤軸は、別名ではリニアとも呼ばれます。
こんな方におすすめ!
静かな打鍵音、抵抗のない打鍵感を求めている方
長時間キーボードを使用される方
こんな方は要注意!
カチャカチャというキーボードらしい打鍵音や打鍵感を求めている方
こちらでも、LogicoolのGLスイッチ・GXスイッチの差分を詳しく見ていきます。
Logicool(ロジクール)のGLリニア(赤軸)
GLスイッチのリニア(赤軸)には次のような特徴があります。
GLリニア
スムーズで流れるようなキーストローク。スムーズな動作は、ダブルタップと素早い連続キーストロークに優れ、MMOやアクションゲームに理想的です。
GLスイッチを比較すると、次のような違いがありますが、特徴としてスムーズで流れるようなキーストロークと表現されています。
ポイント | フィードバックタイプ | アクチュエーションポイント | キーストローク | 平均押下圧 | タクタイル圧 | |
GLタクタイル | 確かなフィードバック。 作動時に精確かつ瞬時のフィードバックを返します。コンペやFPSゲーミングに理想的です。 | 確かなフィードバック | 1.5mm | 2.7mm | 50gf | 60gf |
GLリニア | スムーズで流れるようなキーストローク。 スムーズな動作は、ダブルタップと素早い連続キーストロークに優れ、MMOやアクションゲームに理想的です。 | スムーズ | 1.5mm | 2.7mm | 50gf | なし |
GLクリッキー | クリアなクリック音。 従来のゲーミングスイッチのようなオーディオとフィードバックを提供するGLクリッキーは、なじみのある「クリッキー」な感触を好むユーザーに理想的です。 | 耳に心地よいクリック音 | 1.5mm | 2.7mm | 50gf | 60gf |
GL クリッキーが搭載されている端末には、Logicool G913があります。
Logicool(ロジクール)のGX赤軸
もう一方のGXスイッチの赤軸には、次のような特徴があります。
GX赤軸
スムーズで流れるようなキーストローク。ダブルタップ、高速キーストローク、連続の半押しなどとの相性が抜群です。MMOやアクションゲームに理想的です。
GXスイッチを比較すると、次のような違いがありますが、こちらでも特徴としてスムーズで流れるようなキーストロークと表現されています。
ポイント | フィードバックタイプ | アクチュエーションポイント | キーストローク | 平均押下圧 | タクタイル圧 | |
GX茶軸 | 静かでありながら確かなフィードバック。 作動時に最小のフィードバックを返して、確実性と精度を保証します。操作音は静かで、気が散ることがありません。コンペやFPSゲーミングに理想的です。 | 確かなフィードバック | 1.9mm | 4.0mm | 50gf | 60gf |
GX赤軸 | スムーズで流れるようなキーストローク。 ダブルタップ、高速キーストローク、連続の半押しなどとの相性が抜群です。MMOやアクションゲームに理想的です。 | なめらかでスムーズ | 1.9mm | 4.0mm | 50gf | なし |
GX青軸 | クリックの失敗のない、象徴的なメカニカルスイッチ。 従来のゲーミングスイッチと同様のフィードバックを提供します。「カチッ」という馴染みのある打鍵感を好むユーザーに最適です。 | 耳に心地よいクリック音 | 2.0mm | 4.0mm | 50gf | 60gf |
GX 赤軸が搭載されている端末には、Logicool 512があります。
どちらの軸も、同じように「スムーズ」という表現されていますが、GXの方のフィードバックタイプには、「なめらかで」という表現がプラスされています。同じメーカーの同じ茶軸であっても、このように違いがあるため、重要な差分の場合には見比べるようにすると安心です。
その他の差分でいうと、GXの方がキースイッチが薄く、浅いタッチで反応が得られることがわかります。GXスイッチの搭載されたG913は、薄型のキーボードであることが特徴のひとつとして挙げられます。
ポイント | フィードバックタイプ | アクチュエーションポイント | キーストローク | 平均押下圧 | タクタイル圧 | |
GLリニア | スムーズで流れるようなキーストローク。 スムーズな動作は、ダブルタップと素早い連続キーストロークに優れ、MMOやアクションゲームに理想的です。 | スムーズ | 1.5mm | 2.7mm | 50gf | なし |
GX赤軸 | スムーズで流れるようなキーストローク。 ダブルタップ、高速キーストローク、連続の半押しなどとの相性が抜群です。MMOやアクションゲームに理想的です。 | なめらかでスムーズ | 1.9mm | 4.0mm | 50gf | なし |
また、2つのキースイッチの音を比較すると、このような違いがあります。GXの方がしっかりとした打鍵感を感じますね。
GLリニア
GX赤軸
ゲーミングキーボードの軸はカスタマイズも可能!
キーボードによっては、キースイッチを自分で自由にカスタマイズできるものもあります。
例えば、LogicoolのPRO Xは青軸のキースイッチが設定されて販売しますが、全てのキーが付け替え可能です。別売りの赤軸や茶軸を購入して自由にカスタマイズが楽しめます。キーボードを使用する中で、「このキーは青軸」「このキーはよく使うので赤軸」のように、キー別の役割に合わせたカスタマイズもおすすめです。
まとめ:ゲーミングキーボードの軸とは
さて、ゲーミングキーボードの軸の違いについて、ご理解いただけたでしょうか?
ゲーミングキーボードの軸は、自分好みのキーボード選びにおいて大変重要なポイントです。是非、家電量販店で一度実物を触ってみてお好みの打鍵感を見つけられることをおすすめします。
ゲーミングキーボードの種類は大変豊富で、特徴もさまざまですので、ご自身の楽しみたいゲームや、キーボードを購入する目的に合わせて、しっかりと仕様・機能を確認することが大切です。
今回の記事でご紹介した軸以外にも、たくさんのポイントがありますので、「ゲーミングキーボードに興味が湧いた」「もっと知りたい!」という方は是非こちらの記事もご覧ください。